ThinkPad X1 Carbonを修理に出した

昨年12月に購入したThinkPad X1 Carbonのディスプレイが不調で修理に出した。せっかくなので修理までの経過を綴る。

6月11日

6月に入ったあたりからディスプレイの具合が悪く、ちらつく様な症状が出ていた。それがこの日を境に色が反転した様な状態となり、まともな表示が不可能に。
「PC設定 -> 全般 -> PCをリフレッシュする」からリフレッシュをかけてみたが直らず。ちなみにこのリフレッシュ、

お使いのPCの動作が不安定な場合は、Windowsをリフレッシュしてみてください。写真、音楽、ビデオなどの個人的なファイルには影響ありません。

とか書いてあって一見安全そうに見えるが次の項目が削除される(cf. http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1211/15/news103.html )。

  • C:\Usersフォルダの内容(ユーザー・プロファイル)。ただし「C:\Users\user01」といった、フォルダ名とそのツリー構造はそのまま残る
  • ユーザー・データ。プロファイルが削除されるため、プロファイル中に保存されているユーザー・データも削除される
  • ユーザーがインストールしたデスクトップ・アプリケーションやWindowsストア・アプリ
  • Windowsの機能」で追加した設定
  • 復元ポイントやバックアップ設定

そしてデスクトップに「削除されたアプリケーション.html」とかいうファイルが出現する。リフレッシュ中に消されたアプリはここで確認できる。
正直このリフレッシュによるダメージが一番でかかったのでもう二度とやらない。他人の言うことを安易に信じては駄目だなということを学習した。

それはともかくとして、保証書とかとっておいた記憶がないのでどうしたもんかと思っていた。が、本体に記載されているシリアル番号とマシンタイプさえあればサポートの要求は可能だった。早速サポートのWebサイト( http://support.lenovo.com/ja_JP/default.page? )にアクセスしてアカウントを作成、リクエストフォームに症状を記載して送信した。

6月12日

サポセンからメールで連絡。引き取り修理なので以下の事項をコピペしてもう一回サービスリクエストを送信してくれ云々。
聞かれたのはHDDは初期化してもよいか、などよくある事項(初期化OKと記載したけど結果的にはディスプレイパネルの交換だったので初期化はされなかった)。
ついでにWebサービスのアカウントを変更しても良いか、というのも聞かれた。手続き上必要らしい。結果として最初に作成したアカウントは現在は利用できなくなっている。

6月13日

メールの指示に従ってリクエストを送信。

6月14日

引き取りの日程をこっちで最短(6月15日)に設定したので、無理なら投函される不在票の番号に電話して担当ドライバーと相談して日程調整してくれというメール。
なお、梱包は不要、付属品も不要とのことだった。

6月16日

不在票の番号に電話して引き取りに来てもらった。業者は佐川だった。
保冷バッグみたいな専用の梱包容器を持参していて、その場で梱包してもらった。エアークッションがたくさん入っている、というかエアークッションで出来ているような容器で、そのまま放り投げても大丈夫そうな感じだった。

6月20日

引き取りの時と同じ容器に入って、修理の完了したThinkPadが届いた。
サポートへの連絡から修理完了まで9日(うち2日はこちらの都合で遅らせたので実質7日)で修理が終わって手元に戻ってくるとは思わなかった。しかもこちらで用意するものは保証書も含めて何一つなく、ほとんどストレスがなかった。

まとめ

何があっても「PCをリフレッシュする」は実行しない。