Windows + VC++でOMakeを使ってC++プログラムをコンパイル

ちょっと前に使えないとか言ってたけど(OMakeが使えない? - もうカツ丼でいいよな)よく調べて面倒なことをやったらできた。

やること

VC++に付いているclはそのまま呼んでもmspdb80.dllが無いとか言われて使えない。コマンドプロンプトからclと叩いてコンパイルできる状態にするにはC:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\Common7\Toolsに入っているvsvars32.batというバッチファイルを実行すればいい。けどコマンドプロンプトを開く度にやらないといけないのでOMakeからclを呼ぶべく色々やっても多分コケる。
なので、vsvars32.batの中身を見て、vsvars32.batが設定する環境変数を全て設定してしまう(参考:http://risky.cs.inf.shizuoka.ac.jp/~noguchi/index.php?tips%2Fmecab#n6bc67dd)。

ふおおおお…
まあとにかくこれで無事にOMakeが動くようになる。
例えばhello.cppというファイルがあったとして、同じディレクトリ内でomake --installを実行、出てきたOMakefileに例えば次のように書いておく。

CXXFLAGS += /EHsc
.DEFAULT: $(CXXProgram hello, hello)

これで、あとはコマンドプロンプトなり何なりからomakeすればコンパイルされるし、omake -Pすれば継続監視してくれる。
結局gccを使う方法は分からないけどまあいいや。