毎回スキャンの設定とか忘れて違うものが出来上がるので今後のためにメモしておく。
iPad miniで見れれば良いので速度とファイルサイズ優先。綺麗なスキャンは目指さない。
用意するもの
- とじ太くん(JIC 卓上製本機とじ太くん 3000型)
- 背の部分を加熱する装置で、家庭等で印刷した資料を製本する場合に用いるもの。既に接着したものを突っ込むと接着剤が溶けるのでバラすのにも使える。シートタイプのホットメルト(リヒトラブ ホットメルトシート M1082 10枚入 A4)を併せて買っておくと後で再製本することもでき、裁断に伴う心理的抵抗を低減する効果がある(重要)。再製本なんかしたら本棚が片付かないじゃないかと思うかもしれないが、後で取り出す事を考えずに縦に積めるのでスペースは増える(重要)。
- クッキングシート(クックパー クッキングシート Mサイズ 25cm×5m)
- とじ太くんで本バラす時に内部に接着剤が漏れ落ちるのを防ぐ用。通常のコミックなら幅20cm以上あれば十分。
- 裁断機
- サンワサプライ ペーパーカッター(裁断機) DCC-1のようなタイプのものを使っている*1。とじ太くんでバラした後に裁断するので大型のものは不要。
- フィードスキャナ
- 大学の頃に買ったScanSnap S1300(FUJITSU ScanSnap S1300i FI-S1300A)を使っているがiX500(FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500)ほしい。
- パソコン
- 大学の頃に買ったMacBook Proを使っているが外に持ち出すことも無くなったので新しいiMacほしい。
- Acrobat XI
- 無くてもいいが有ると容量圧縮に便利。母からもらったCreative Suite 3のライセンスがあったのでCreative Cloud(Adobe Creative Cloud | プロのクリエイター向けソフトウェアとサービス)に加入してしまった。新聞代程度の出費になるが本体毎年買うより安いし同時に使わなければMacとWin両方入れてもOKというのに釣られてしまった。
分解
http://www.grand-wazoo.com/2010/06/19/303/を参考に。
とじ太くんでバラして背を数mm裁断するだけなのだが、このとき思い切って5mmくらい切ってしまうとちゃんと分解されずにスキャン時に事故ってしまう率が減る。
スキャン
コミックはjpegで保存した後でzipかpdfにまとめるものとする。最初からpdfにするとカラーページの処理や途中でミスったときの処理が面倒なのと、コミックならOCRは不要なので。
ScanSnap(S1300)の読み取り設定は
- アプリ選択:「アプリケーションを起動しません(ファイル保存のみ)」
- 保存先:保存したいフォルダを指定する(例えばタイトルのフォルダを作成しておく)
- 読み取りモード
- 画質:スーパーファイン
- カラーモード:グレーもしくはカラー(※カラーページの度に一度スキャンを停止して設定し直す。途中で止めても連番は継続するので問題ない。)
- 読み取り面の選択:両面読み取り
- 継続読み取り:有効にする
- オプション:全てチェックを外す
- ファイル形式:JPEG
- 原稿
- 原稿サイズの選択:サイズ自動検出
- マルチフィード検出:長さで検出
- ファイルサイズ:2
ファイン+ファイルサイズ2とノーマル+ファイルサイズ1だとファイルサイズは大差無いが前者の方が綺麗。後でダウンサンプリングをかけるが、ファイン以上でスキャンしてあった方が仕上がりが綺麗。
なので画質はファインで良いのだが、カラーページはファイン以下だと干渉縞が目立つ場合があるのでスーパーファインにしている。
PDF化
- Acrobatを起動し、「ファイル→作成→ファイルを単一のPDFに結合」と選択。
- 「ファイルを追加」ドロップダウンメニューをクリックし、「フォルダーを追加」を選ぶ。
- 先ほどスキャンしたファイルが含まれるフォルダを選択して「ファイルを結合」。
- 終了するとPDFファイルが開くので、「ファイル→保存」をクリック。
- フォーマットを「Adobe PDF ファイル(最適化)」とし、「設定…」をクリック。
- 「画像の設定」でカラー画像およびグレースケール画像を150ppiにダウンサンプリングするように設定する。
- 「保存」をクリックすると最適化前に保存する必要がある旨を知らせるダイアログが出るので、それに従って保存する。ここで名前を同じにしておくと最適化後のファイルのみが残る。
*1:私が使っているのはLPLというカメラ関係の機材を扱うメーカーの製品だが、祖父が生前使っていたもので25年くらい前に買ったと思われる。