2万ほど投資したらまだまだ使えそうな感じになった。
用意したもの
- SSD(A-DATA ASP900S3-256GM-C-7MM ADATA 2.5"SSD 256GB SATA6G A-DATA ASP900S3-256GM-C-7MM)
- 2.5インチHDケース(【日本正規代理店】 ORICO 2.5インチ HDD/SSD 外付け ドライブ ケース SATA対応 USB3.0対応 リムーバブルケース 工具不要 簡単 着脱 人肌のような手触り 2599US3 ブラック)
- メモリ4GB分(Komputerbay 日本進出記念 メモリ 2枚組 DDR2 800MHz PC2-6400 2GBX2 DUAL 200pin SODIMM ノート パソコン用 増設メモリ 2GB デュアル
- Windows7インストールディスク(昔買ったやつ)
- USBフラッシュメモリ(部屋に転がってたやつ)
HDクローン作成
A-DATAのSSDを購入するとAcronis True image HDがダウンロードできるので、これを利用してHDのクローンを作成した。手順としては、
- Acronis True image HDの起動ディスクを作成
- シャットダウン(必要であればその後CD/DVDドライブからブートできるようにBIOS設定)
- SSDをケースに入れてUSB接続
- 外付けのCDドライブに入れてブート
- Clone ModeはAutomatic、SouceにHD、DestinationにSSDを選択してスタート
これでSSDにデータがコピーされるので、終了したらHDとSSDを入れ替える。ついでにこのタイミングでメモリも入れ替えた。
Windows7 64bitのインストール
Windows10を入れる前に64bit化をした。Windows7のパッケージ版には32bit版と64bit版両方のインストールディスクが入っているが、このうち64bit版のインストールディスクを入れて新規インストールをした。新規インストールなので、一応データは退避されるが設定などは初期状態に戻る。
ここでWindows Updateを開始したところ全く終わらないので中止してWindows10のインストールを行った。
Windows10のインストール
GetWindows10から無償アップグレードというのが通常の手順だと思うが、これだと途中にWindows Updateが入ってくるのでそこで止まってしまって進まない。
- https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10の下の方にある「ツールを今すぐダウンロード」からダウンロードできるインストールメディア作成ツールをダウンロード。
- ツールを使ってUSBフラッシュメモリをインストールメディアにする
- USBフラッシュメモリからWindows10をインストールする(USBフラッシュメモリからブートするわけではなく、Windows7上で実行する)
このとき、Windows Updateをするかどうか訪ねてくると思うが、これを後回しにすることでインストールを完了できる。
Windows10インストール後の設定
- Metroアプリでのスクロール有効化:Synaptics ThinkPad UltraNav ドライバー (Windows 10 64bit) - ThinkPad E450, E455, E555 - Lenovo Support (JP)からドライバをダウンロードし、デバイスマネージャーから手動でPS/2 Trackpointのドライバのアップデートを行う(参考:
いまさらハック: Win10にアップグレードしたX220のTrackpointセンタースクロールをMetroアプリでも動かす方法)。
- 無線LANが電源復帰時に開始されない問題の修正:デバイスマネージャーからIntel Wireless WiFi Link 1965AGNのプロパティを開き、電源の管理タブにある「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外す(参考:外部記憶: ThinkPad X61のWindows 10で、無線LANが休止状態から復帰時、接続できない問題)。
Ubuntu再インストール
ここまででWindowsは使えるようになったが、別パーティションに入れていたUbuntuが起動しなくなっていたのでインストールしなおした。
- Ubuntu Desktop 日本語 Remixのダウンロード | Ubuntu Japanese TeamからUbuntu 15.10のisoファイルを入手。
- UNetbootin(UNetbootin, Universal Netboot Installer 日本語情報トップページ - OSDN)と上記のisoファイルを利用してUSBフラッシュメモリをインストールメディア化する。
- インストール(BIOS設定からUSB HDDの起動順位を上げる必要がある)
Windows標準のブートローダーを使用するようにする
ここまで行き当たりばったりでやった結果、起動するとgrubが立ち上がり、grubからWindows10を選択するとWindowsのブートローダーが立ち上がるという面倒な状態になってしまったのでこれを修正する。
bootrec /fixboot bootrec /fixmbr exit
ここまででgrubは起動しなくなる。次に、Windowsのブートローダーの項目を修正する。
- EasyBCDをインストール(EasyBCD 2.3 - Windows Vista 以降のOS のブートマネージャーを編集するツール)
- EasyBCDを起動し、[Edit Boot Menu]からWindows10以外の項目を一旦消す。
- [Add New Entry]の[Linux/BSD]タブにてTypeをGRUB 2に、DriveをUbuntuがインストールされているパーティションに設定してNameをUbuntuとか適当に設定してAdd New Entryする。
これで起動後はWindows標準のブートローダーが起動するようになる。そこからUbuntuを選択するとgrubが起動する。