2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

カテゴリカルデータ解析読書メモ(第9章)

対応分析 カテゴリカルデータにおいて各カテゴリーの変数に適当な数字を割り当てると、2つのカテゴリ間で散布図を書いたり相関係数を計算することができる。このとき、相関係数が最大となるような数値をカテゴリー変数に割り当てることで、カテゴリー間の関…

カテゴリカルデータ解析読書メモ(第8章)

R

対数線形モデル 対数線形モデルにおいては、分割表における各セルの期待度数を予測する。すなわち、複数のカテゴリカル変数の中から特定の目的変数を設定するのでなく、全ての変数について相互の関係を調べることを目的としている。 lonlin()とloglm() 対数…

カテゴリカルデータ解析読書メモ(第7章)

R

ポアソン分布 適合度検定はvcdパッケージのgoodfit()関数で行う。 > t <- 0:5 > x <- c(8, 6, 8, 3, 4, 1) > x <- matrix(c(x, t), nr = 6) > library(vcd) > result <- goodfit(x, type = "poisson", method = "MinChisq") > result Observed and fitted va…

カテゴリカルデータ解析読書メモ(第6章)

R

ロジット変換 比率pを変換した値と説明変数xの間に線形関係を仮定する一般化線形モデルにおいて、比率pに対する変換として有名なものにロジット変換とプロビット変換がある。いずれもp→0でf(p)→-∞、p→1でf(p)→∞となるような変換であるが、ロジット変換の方が…

カテゴリカルデータ解析読書メモ(第5章)

シンプソンのパラドックス 層別をしないで解析すると関連が見られるが、層別をして解析すると関連が見られなくなるような現象。層別に用いるカテゴリカル変数が、他のカテゴリカル変数全てに影響を与えているような場合に発生する、見かけ上の相関。連続変数…

カテゴリカルデータ解析読書メモ(第4章)

R

オッズとオッズ比 2つの割合とに対して、オッズの比を考えると、このオッズ比が1より大なら、1より小ならである。 オッズ比は、ロジスティック回帰において回帰係数がオッズ比の対数に一致することや、患者対照研究のようにオッズ比のみが推定できる研究方法…

カテゴリカルデータ解析読書メモ(第3章)

R

第3章の内容は大体知ってる事なのでささっと。 二項検定 > binom.test(405, 765) Exact binomial test data: 405 and 765 number of successes = 405, number of trials = 765, p-value = 0.1116 alternative hypothesis: true probability of success is no…

カテゴリカルデータ解析読書メモ(第2章)

R

気付いたら買って本棚に飾ってあったので読んでいる。カテゴリカルデータ解析 (Rで学ぶデータサイエンス 1)作者: 藤井良宜,金明哲出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2010/04/22メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (3件) を見る 準備 insta…

Rで複数条件抽出&集計

R

このようなデータフレームがあって、条件c1とc2に基づいて何らかの集計をしたいとする。 また、データフレームはdfというオブジェクトに代入されているとする。 tapply > with(df, tapply(v, list(c1, c2), mean)) 1 2 a 1.689910 2.563432 b 1.780409 2.568…

Excelで複数条件抽出&集計

このようなデータがあって、条件1と条件2に基づいて何らかの集計をしたいとする。 AVERAGEIFS 平均値を計算したいのであれば、AVERAGEIFS関数があるので、例えばこのように入力する。 =AVERAGEIFS(平均対象範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2)最初の例で…

グループ変数に応じて複数の折れ線グラフを書く

R

緑色の本のp.119に載っている図と似たものを書こうとして、 d <- data.frame(q = rep(c("q0.1", "q0.3", "q0.8"), c(9, 9, 9)), p = c(dbinom(0:8, 8, 0.1), dbinom(0:8, 8, 0.3), dbinom(0:8, 8, 0.8)), y = rep(0:8, 3)) というようなデータを準備したもの…