OMakeでLaTeXコンパイル+いろいろやろうとしたけど挫折

LaTeXをアレするにはOMakeというものを使うと便利な上に伸長が伸びて彼女が出来r(ry
詳しくは下記リンク先参照.
-OMake つかって LaTeX コンパイルしたら簡単すぎて身長が5cm伸びた - 日記を書く [・w・] はやみずさん
-[卒論] LaTeXのビルドにOMakeを使ってみた / LiosK-free Blog
-http://unicus.ddo.jp/omake-wiki/index.php?TeX%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%92%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B
-OMakeで身長が5cm(ry - yasuhisa's blog
ファイルを保存するだけで,特にキーを叩かなくても自動でLaTeXコンパイルやってくれるらしい.

僕はほとんどWindowsしか使わないので以下Windows環境での手順です.手元の環境は

手順

omake --install
    • ちなみにVistaだとフォルダ内にカーソル置いて「Shift + 右クリック」すると「コマンドウィンドウをここで開く」が使える
    • omake --installして出てきたOMakefileを適当なエディタで開き,中身をまず全部消す
    • 次のように記述して保存
LATEX = platex
TETEX2_ENABLED = false
DVIPS = dvipsk

LaTeXDocument(paper, paper)

.PHONY: run

run: paper.ps
  dvipsk -Pdl -D 600 -t a4  -f -z  paper.dvi | bkmk2uni > paper.ps
  ps2pdf.bat -r600 -dNOPAUSE paper.ps  paper.pdf
#   pdfclose --file paper-view.pdf || true
#   cp paper.pdf paper-view.pdf
#   pdfopen --file paper-view.pdf

.DEFAULT: run
    • "paper"の部分は.texファイルの名前に置き換える.
    • .tex中の.epsファイルの文字を置き換えたり(認証がかかっています),powerdotを使ったりすることがある(presentation using TeX with powerdot)のでdvi→ps→pdfとなるようにしているけど,人によっては直接dvipdfmxとか使いたいかもしれない.そういうときは最初に書いたリンク先などを参照.
    • bkmk2uniはdvipskが出力したpsファイルの日本語文字をUnicodeにするのに必要.目次が文字化けせずに付けられるようになる.無ければ無いで目次が化けるだけなので消してもいい.
    • コメントアウトしてある行(#以下)の#を消すと,コンパイルと同時にpdfが開くようになる.ただ,フォーカスがpdfファイルに奪われてしまって鬱陶しいので使わないことにした.
  • バッチファイル作成
    • 以下の内容のテキストファイルを作成.
start "" paper.tex
omake -P --verbose
    • ここも"paper"は.texファイルの名前にする.
    • hoge.batとかなんでもいいので拡張子を.batにして.texファイルと同じフォルダに保存.
  • 実行
    • hoge.batを実行
    • paper.texが開く
    • 編集して保存すると勝手にpdfまで作成される!><

Windowsだとps2pdfをps2pdf.batとして呼ばなければいけないのになかなか気付かなかった.プロンプトからだと呼べるのに…
あと本当はプレビュー画面を開いて再描画まで自動でやってくれるようにしたかったんだけど,上述のようにpdfだとフォーカスを奪われるし,GSviewだとウィンドウをアクティブにするまで再描画されない…
バックで.psファイルを開いておいて,確認したいときにウィンドウを切り替えるってのが現実的なところでしょうか.